仕事で疲弊していて写真を撮る気力がもうないと思いながら家の中でダラダラと過ごして、とにかくカメラを持って外へ行ってシャッターを押せば写真は撮れのだと自分に言い聞かせて、外に出る口実としてコンビニにでも行こうとカメラを持って外に出た。自宅とコンビニとの間の道に生い茂っている雑草をフラッシュを焚きながら撮影する。自分は一体何を撮っているのかという考えと、こんな事を2年近くやっているのは一体どういうことなのかという考えが同時にやってくる。本当に一体何をやっているのか。だけど写真を撮らない生活が想像できなくなっているのもまた事実で、写真を撮らなければこの疲弊にも耐えることができないと思う。疲弊に耐え続けるために撮っているわけではないけども。