朝から雨。仕事の準備。夜に洗濯しておいた洗濯物をコインランドリーに持っていく。自転車で移動しているのでカッパを着ていたけど、口元のカバーする部分が窮屈で息苦しかった。お昼には雨が止んで、休憩中に「カフカ式練習帳」を読む。
記憶によって見えているものや見えている感じが変わってくることがある。直接に見たものではなくても。例えば、カワウを見れば「旅する練習」に出てくる亜美を思い出すだろうし、相撲を見れば「サンクチュアリサンクチュアリ -聖域-」の猿桜の笑い声を思い出す。記憶を込みで見てしまう。現実のものを見て小説やドラマのある一瞬の場面を思いだし、そこにリアリティを感じるとはいったいなんなのか。